特定技能評価試験の受験方法と対策
⚠️ おことわり
本記事は出入国在留管理庁が公開している公式情報等をもとに、制度や手続きを整理して提供するものです。個別の在留資格審査や許可判断については、必ず出入国在留管理庁または行政書士等の専門家へご確認ください。
📝 この記事のポイント
特定技能評価試験(1号・2号)の種類、受験方法、申込み手続き、試験内容、合格ラインを職種別に徹底解説。介護、建設、飲食料品製造業、外食業など主要14職種の試験情報と効果的な対策方法を紹介。
特定技能評価試験の概要
特定技能ビザを取得するためには、各職種に応じた技能評価試験と日本語試験に合格する必要があります。ここでは試験の全体的な概要と受験方法を解説します。
必要な試験の種類
| 試験の種類 | 内容 | 合格基準(目安) |
|---|---|---|
| 特定技能1号評価試験 | 各職種の専門知識・技能を問う試験 | 65%以上の正答率 |
| 日本語試験 | 日常会話レベルの日本語能力 | JLPT N4以上、または国際交流基金日本語基礎テスト |
受験資格
- 年齢:18歳以上(原則)
- 学歴:不問(日本語試験に合格できる日本語力が必要)
- 在留資格:特定技能ビザ未取得者でも受験可能
試験の申込み方法
- 各職種の試験を実施する団体の公式サイトで申込み
- 必要事項を記入し、受験料を支払う
- 受験票が郵送またはメールで届く
- 指定された試験会場で受験
試験実施団体一覧
- 一般社団法人各業界団体が試験を実施
- 試験日程・申込み方法は各団体の公式サイトで確認
- 試験は全国主要都市で定期的に開催
職種別試験内容一覧
14職種の試験内容と合格ライン
| 職種 | 試験名 | 試験内容 | 試験時間 |
|---|---|---|---|
| 介護 | 介護日本語評価試験+介護技能評価試験 | 介護技術、知識、コミュニケーション | 各60分 |
| ビルクリーニング | ビルクリーニング技能評価試験 | 清掃技術、安全管理、薬品知識 | 60分 |
| 素形材産業 | 素形材産業技能評価試験 | 鋳造、鍛造、金属加工など | 90分 |
| 産業機械製造業 | 産業機械製造業技能評価試験 | 機械加工、溶接、組立て | 90分 |
| 電気・電子情報関連産業 | 電気・電子情報関連産業技能評価試験 | 電気工事、電子機器組立て | 90分 |
| 建設 | 建設技能評価試験 | 建築施工、型枠施工、鉄筋施工など | 120分 |
| 造船・舶用工業 | 造船・舶用工業技能評価試験 | 造船、舶用機器製造 | 90分 |
| 自動車整備 | 自動車整備技能評価試験 | 点検・整備・診断技術 | 90分 |
| 航空 | 航空技能評価試験 | グランドハンドリング、航空機整備 | 90分 |
| 宿泊 | 宿泊技能評価試験 | フロント業務、客室清掃、接客 | 60分 |
| 農業 | 農業技能評価試験 | 作物栽培、畜産、農業機械 | 60分 |
| 漁業 | 漁業技能評価試験 | 漁撈技術、魚介類処理 | 60分 |
| 飲食料品製造業 | 飲食料品製造業技能評価試験 | 食品加工、品質管理、衛生管理 | 60分 |
| 外食業 | 外食業技能評価試験 | 調理、接客、衛生管理、食品安全 | 60分 |
効果的な試験対策方法
共通の対策方法
- 公式テキストの入手:各業界団体が発行する公式テキストを入手し、繰り返し学習する
- 過去問題集の活用:過去の試験問題を解いて、出題傾向を把握する
- 日本語力の強化:試験は日本語で行われるため、N4レベル以上の日本語力が必要。日本語試験対策もあわせてご確認ください。
- オンライン学習:各業界団体が提供するオンライン学習コンテンツを活用する
- 模擬試験の受験:本番と同じ形式の模擬試験で実力を確認する
職種別の効果的な対策
- 介護:介護技術の実技練習と、日本語でのコミュニケーション練習が重要
- 建設:安全用語と建設現場での基本的な作業手順を暗記
- 飲食料品製造業:HACCP(衛生管理システム)の基礎知識が頻出
- 外食業:食品安全と接客マナーの両方を学ぶ必要がある
- 農業:季節ごとの農作業の流れと、農業機械の基本操作を理解
日本語試験対策
- JLPT N4レベルの文法・語彙をマスターする
- 職場で使うビジネス日本語(あいさつ、報告、連絡、相談)を練習
- 日本語能力試験(JLPT)の対策書で学習する
受験から合格までスケジュール
推奨スケジュール
| 時期 | やること |
|---|---|
| 試験6ヶ月前 | 受験する職種を決め、公式テキストを入手 |
| 試験4ヶ月前 | テキストの通読と日本語試験の準備開始 |
| 試験2ヶ月前 | 過去問題演習、オンライン学習コンテンツの活用 |
| 試験1ヶ月前 | 模擬試験で実力確認、苦手分野の集中対策 |
| 試験2週間前 | 試験申込み、受験票の確認 |
| 試験当日 | 必要書類(受験票、身分証明書)を持参 |
| 合格後 | 合格証明書を取得。特定技能ビザ申請の準備開始。 2号への移行を目指す方は特定技能2号への変更手続きをご参照ください。 |
よくある質問(FAQ)
Q1. 試験はベトナムでも受験できますか?
A. 一部の職種ではベトナムでの試験実施がありますが、ほとんどの試験は日本国内での受験が必要です。ベトナムで受験可能な試験については、各業界団体の公式サイトで確認してください。
Q2. 試験に落ちた場合、再受験は可能ですか?
A. 再受験は可能です。ただし、一定期間(多くの場合6ヶ月)空ける必要がある職種もあります。
Q3. 日本語試験と技能評価試験、どちらから受験すべきですか?
A. 日本語試験は合格に時間がかかることが多いため、日本語試験から準備を始めることをおすすめします。
Q4. 試験の有効期限はありますか?
A. 試験の有効期限は職種によって異なりますが、多くの場合2年間です。合格後は速やかにビザ申請を行いましょう。
Q5. 特定技能2号の試験は1号とどう違いますか?
A. 特定技能2号の試験は、より高度な技能と知識が求められます。実務経験を積んでから受験するのが一般的です。1号と2号の違いを詳しく比較した記事もご参照ください。
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