成功報酬型と相談料型の違い

⚠️ おことわり

本記事は出入国在留管理庁が公開している公式情報等および一般的な法律実務の傾向をもとに、制度や手続きを整理して提供するものです。個別の在留資格審査や許可判断については、必ず出入国在留管理庁または行政書士等の専門家へご確認ください。

📝 本記事のポイント
📑 目次

1. 制度の基本概要

行政書士などの専門家に在留資格の手続きを依頼する場合、報酬の定め方は法律で一律に決まっているわけではなく、各事務所が独自に設定しています。主に、許可が下りた場合に追加で費用を支払う「成功報酬型」と、時間や業務範囲に応じて固定で費用を支払う「相談料(基本報酬)型」の2つのパターンが存在します。

2. 対象者

3. 成功報酬型の特徴と条件

成功報酬型は、入国管理局の審査において「許可」という結果が出たことに対して報酬を支払う方式です。

4. 相談料型の特徴と条件

結果にかかわらず、専門家が動いた時間や作成した書類に対して報酬を支払う方式です。

5. 両者の違いと比較表

それぞれの制度上の違いを以下の表に整理します。

比較項目 成功報酬型(着手金+残金) 相談料型(固定報酬・時間制)
費用の総額比較的高めになる傾向がある必要な業務のみ依頼するため抑えやすい
費用の発生基準「許可」という結果に対して発生「業務の遂行・時間」に対して発生
不許可時の金銭的リスク低い(残金の支払い不要・返金保証等あり)高い(支払った費用は戻らない)
向いている人手続きを丸投げし、結果に安心感を求めたい人自分で動けるが、専門的な助言や確認だけが欲しい人

6. 依頼から契約までの流れ

  1. 初回相談: ご自身の状況(経歴、希望するビザ、懸念点)を正確に伝えます。無料相談前に準備すべきことについて解説しています
  2. 見積書の提示: 専門家から、どちらの報酬体系に該当するか、総額はいくらかが提示されます。
  3. 委任契約の締結: 報酬体系、着手金、実費(印紙代など)、返金条件などが記載された「委任契約書」に署名します。
  4. 着手金の支払い: (成功報酬型の場合)指定された初期費用を支払うと、専門家が業務を開始します。
  5. 結果の通知と精算: 許可が出た後に成功報酬を支払います。

7. どちらを選ぶべきかの判断基準

自身のケースが「一般的な申請」か「難易度の高い申請」かによって選択すべき体系が変わります。過去にオーバーステイ歴がある場合や、転職を何度も繰り返している場合など、審査が厳しくなることが予想されるケースでは、不許可時のリスクを軽減できる成功報酬型(または再申請サポート付き)を選択することが推奨されます。行政書士に頼むべき状況かの判断基準を詳しく解説しています

費用を抑えたい方は、理由書を自分で作成する方法もあわせてご検討ください。

永住権申請に関する総合的な情報は永住権申請の条件 2026年の記事で詳しく解説しています。

8. 注意点

9. 違反やリスク

10. よくある質問(FAQ)

❓ 成功報酬型の契約で不許可になり、返金されませんでした。違法ではないですか?

違法とは限りません。契約書に「着手金は返金しない」「不許可の理由が依頼者の虚偽報告にある場合は返金しない」と規定されている場合、その契約に従うことになります。契約前に返金条件を必ず確認してください。

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❓ 相談料型で書類の書き方だけ教わり、自分で申請することは可能ですか?

可能です。費用を抑えたい方にとっては有効な手段です。ただし、入国管理局の窓口での質問対応や追加書類の提出指示には、すべてご自身で対応する必要があります。

11. 情報源

📌 出典・参考リンク